インダーフロアブル
フェンブコナゾールは、菌類の細胞膜を構成するエルゴステロール生合成を阻害し、殺菌効果を発揮します。(EBI剤、またはその作用機作からDMI剤に分類されます)
フェンブコナゾールは、植物体に浸達後散布部位にとどまるため、優れた耐雨性と残効性を発揮します。
予防効果に加え治療効果が高く、感染初期の散布でも、菌糸の伸長を阻害し、病斑の進展を防ぎます。
幅広い病害に有効で、茶・落葉果樹の重要病害に安定した効果を示し、残効性にも優れています。
低濃度で使用でき、薬液による作物への汚れがほとんどありません。
人畜に対する毒性は低く、ミツバチ・蚕などの有用昆虫、また花粉の発芽に対する影響はほとんどありません。
適合病害虫赤星病、黒星病、うどんこ病、赤星病、黒星病、うどんこ病、モニリア病、褐斑病、黒点病、すす点病、すす斑病、輪紋病、炭疽病、落葉病、 灰星病、幼果菌核病、黒とう病、灰色かび病、褐色円星病、もち病、網もち病、花腐菌核病、葉枯病
有効成分フェンブコナゾール(PRTR1種)22%、その他の成分の種類及び含有量/水、界面活性剤等78%
毒劇区分普通物
農林水産省登録第(号)20616
性状類白色水和性粘稠懸濁液体
適合作物りんご、なし、かき、もも、おうとう、ネクタリン、すもも、うめ、あんず、ぶどう、茶、りんどう
内容量1個(100mL)
注意
※本剤は貯蔵中に分離することがあるので、使用に際してはよく振ってください。※蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
※本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。
※使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水などは、河川などに流さないでください。また、空容器などは環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
※万一誤って飲み込んだ場合は、吐き出させ、安静にして直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、安静にして直ちに医師の手当を受けてください。
※散布の際は、保護眼鏡、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
※直射日光を避け、食品と区別して、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。