CombatStick PHASE コンバットスティック フェイズ
ブランク:オールチューブラー・ファストテーパー(=感度と操作性に優れる)&24トン+30トンカーボン(=マイルドな中低弾性素材)の組み合わせで「短くスムーズに入るティップセクション」と「適度な張り感を持つベリー」の絶妙なバランスを実現。ベイトフィネス系リグの精密操作のみならず、根掛かりを防ぎながら複雑なハードストラクチャーをタイトにトレースすることを可能にします。【ティップ~元ガイド】シャープなフィーリングを実現する無塗装アンサンドフィニッシュ。【バットセクション】より粘り強くパワフルなウーブンクロス(平織クロス)補強。
ガイドシステム:強度重視のオールステンレスフレームガイド。ラインの遊びを抑え、かつ糸絡みしにくい小口径コンパクトサイズを12個設置。感度と操作性を高めるだけでなく、ブランクのパワーを最大限引き出す効果もある多点セッティング。(※トップ:SiCリング・ステンレスフレームのコンパクトなLgガイド #1~#9:SiCリング・ステンレスフレームシングルフットKTガイド #10:SiCリング・ステンレスフレーム強化シングルフットKBガイド #11:SiCリング・ステンレスフレーム軽量コンパクトなダブルフットLKWガイド)
グリップデザイン:ピッチングやサイドハンドキャスト等シングルハンドでのキャスト、繊細なルアー操作を快適に行うことができる、やや短めのグリップレングス設計のセパレートグリップ。メタルパーツとカーボンスリーブで構成されるシャープでリジットなミニマムフォアグリップ。リールシートに細身のECS16を採用することで、繊細な操作性を確保。ウエアへの引っ掛かりを抑制し取り回しを向上させる小型&エンドすぼみ形状リアグリップ。
「全国釣竿公正取引協議会」認定製品:公正取引委員会及び消費者庁長官の認定を受けた「釣竿の表示に関する構成競争規約」の規定に基づき「全国釣竿公正取引協議会」がその内容及び条件に適合していると認定した証「釣竿公正マーク」を貼付。
感度・操作性・障害物回避性能を高め、複雑なハードストラクチャーを攻略するためのベイトフィネス
消波ブロック、石積み、リップラップ、ゴロタ石、捨て石、捨て網、土嚢、オダ、クズレ、水門周りのガビガビ・ガキガキなハードボトム等、複雑なハードストラクチャーや根掛かり必死のカバーを、正確にタイトに攻めることが釣果を出す鍵となる霞ケ浦・利根川水系。しかし、タイトに狙えば狙うほど、鬱陶しい根掛かりが付き纏う・・・・・・そんなアングラーの悩みを解消し、霞ケ浦・利根川水系の攻略を手助けしてくれる1本、それがフィールディンスター・ベイトフィネスです。
特徴その1:独自のロッド設計で、根掛かりしくい軽いリグをストレスなく扱うことができ、かつ掛けたバスを複雑なハードストラクチャーから素早く引き離すことができる。
水深が浅く、複雑なハードストラクチャーで根掛かりを避ける1つの手段は、軽いウエイトのリグを使用すること。同時に、そのようなややこしい場所から、掛けた魚を素早く引き離す必要もある。そのためのベイトフィネス。
例えば1/16ozスモラバ+3inワームから5gリーダーレスダウンショットまで、パワー設定は霞ケ浦・利根川水系で最も多用されるルアーウエイト範囲をカバーするL+(ライトプラス)ながら、ショートグリップ化(全長66ながら67クラスのブランクス有効レングスを確保⇒フッキングストロークを確保)&小口径ガイド12個多点セッティング(ロッドがしなった時にラインがブランクスから離れない⇒フッキング時のパワーロスを防ぐ)により、貴重なバイトを確実にフッキングに持ち込み、いち早くハードストラクチャーから引き離すことが可能に。
特徴その2:感度、操作性、障害物回避性能をハイバランスで併せ持ち、ガビガビで複雑なハードストラクチャーを舐めるように高精度トレースできる。
根掛かりを抑制するために重要なもう1つの要素は、適度なティップの柔軟性。さらに、単に根掛かりをかわすだけでなく、ストラクチャーを感じて、リグを操り、バイトに持ち込むためには柔軟性と相反する要素とも言える感度と操作性が必要になる。
そこでフィールディンスター・ベイトフィネスには、感度と操作性に優れるオールチューブラー(ソリッドと比べ反発力が高く、反響感度に優れるため根掛かりを事前に察知しやすい+「小口径ガイド1個多点セッティング」で、必要以上にラインスラックが出てしまいがちな軽量リグ使用時でもラインの遊びを適度に抑え、より感度が向上。)&ファストテーパー設計(スローテーパーと比べティップの入りシロが小さくなるため、ダイレクトな操作感を持つのが特徴。ロッドワークで障害物をかわしやすい+「ショートグリップ化」で、ウエアへの干渉を最小限に抑え、キャスト時や操作時の細かい取り回し性能が向上。)を採用しながらも、弾性率を抑えマイルドなフィーリングを持つ中低弾性カーボン素材(ティップは反発力を抑えた中低弾性24トンカーボンで構成。反発力が強い高弾性カーボンと比べ感度は劣るが、ティップがよりスムーズに入ることでクッション性を発揮、リグが障害物に食い込みにくい。)を使用することで、柔軟性と感度、操作性のハイバランス化を実現。
感度、操作性、柔軟性のハイバランス化がもたらすアドバンテージ
一般的に、ティップの入りシロを大きくすれば、リグが障害物に喰い込みにくくなり根掛かり回避性能は高まるが、ダイレクトな操作感が失われ障害物を乗り越えさせにくくなる。とはいえ、ダイレクトな操作感を重視してティップの入りシロを小さくすると、リグが障害物に食い込みやすくなってしまう。
この課題を解決するため、フィールディンスター・ベイトフィネスは、ティップの入りシロが小さいファストテーパーを採用しながら、中低弾性24トンカーボンでティップを構成することで、ティップがよりスムーズに入るように設計されている。
それにより、単に根掛かりを避けながらハードストラクチャーをトレースできるだけでなく、意図的にリグを半根掛かりさせて、外した時のイレギュラーアクションでバイトを誘う「ハングオフメソッド」のような高い操作性が要求されるロッドワークにも、優れた対応力を発揮。バイトチャンスを増やすことで、貴重な1匹への確率がアップする。
オカッパリでも有効に機能する理由
フィールディンスター・ベイトフィネスの複雑なハードストラクチャーを攻め、そして確実に獲るための能力はオカッパリでも有効に機能。その対ハードストラクチャー高精度トレース能力は、アップヒルでのアプローチが基本となり、ボートに比べて根掛かりの危険度が増すオカッパリアングラーの強い味方に。
オカッパリでは、根掛かりしてしまうと、近づいたり回り込んだりして外すことができないのでなおさら。また、オカッパリでは時に強引なファイト~ランディングが必要になることを考えると、軽量リグでもベイトタックルを使用したい状況は多い。
終わりに~貴重な1匹への確率を高めるために
ハードストラクチャーを狙う。これはバスフィッシングの基本セオリー。そのため、大勢のアングラーに攻めつくされているスポットも多く、バスはいるはずなのに釣れないというケースはざらにあるのではないでしょうか。
でも、そんなスポットを根掛かりを恐れず誰よりも高精度で狙えたら・・・・・感度・操作性・障害物回避性能を高め、複雑なハードストラクチャーを攻略することで、貴重な1匹への確率を高めてくれるロッド。それがフィールディンスター・ベイトフィネスです。