RCCデバイスはRemote Center Complianceの機能をゴム部品を用いて実用化したデバイスです。
ロボットや自動組立て機械のアームとグリッパの間に装着することにより、組立てられる部品間の水平方向および角度(こじり)方向の誤差を修正し、組立てを容易にします。
かじりやこじりによる不良やロスタイムを減少させ機械の損傷を防止しますので、製品の品質、生産性の向上に大きな効果を発揮します。
ロックアップRCCデバイスは従来のRCCデバイスに、フローティング状態を空気圧でロックアップする機構を加えました。
X・Y・Z・α・θ方向の誤差修正ゴムエレメントによりコンプライアンス機能を有します。
挿入作業において面取り部に接触すれば、各方向の誤差を修正します。
部品間の組立てを容易にし、製品の品質、生産性の向上を実現します。