GRKグリセリン入圧力計 G-AU1/4-60:16MPA
30倍強の耐久比で、稼動中の指針の振れ幅は約1/6程度になります。また一般品と同じ取付穴になっているので、従来耐振形等をご使用の場合でも、互換性があります。グリセリン溶液は消防法第4類、第3石油類相当ですので火災の危険性が少なく、また無害なので食品工業用にもご使用いただけます。
【注意事項】
測定対流とほぼ同一高さに取り付けてください。水の場合、高さ1mで約1/10気圧の誤差が出てしまいます。
水平、垂直に取り付けてください。横または逆さ取り付けしかできないときには、取り付け姿勢を必ず指定してください。
取り付けはゲージ本体を持って回すようなねじ込みをしないで、必ずスパナ等の所定工具で締め付けてください。
一般的な取り付け位置を次に示します。 測定体がガスのときは測定流体容器の上部に取り付けます。
蒸気の場合はサイフォンパイプを介して容器側面から取り出しと共に、配管の各部にドレン抜きコックを設けます。ゲージ使用温度範囲は-5~45℃ですから、これを念頭に入れると共に輻射熱にも注意し、熱を受けないように離すか遮蔽版を立て、設置してください。
液圧の場合は容器かの下から取り出し、配管の山部にエアー抜きを付けます。
ポンプ起動時の瞬間初動圧は平常の数倍になることがあり、脈動圧は疲労破壊につながるので、ダンプナーを忘れずに入れてください。ダンプナーは最大圧に上がるまでに1秒程度、脈動圧は1目盛以内に絞るのが適しています。測定液・圧によって相違しますが、締め込んだねじを緩める目安はおよそ10~45℃です。
ゲージ上部に付いている安全栓は、ケースの内圧が0.3~0.4MPa程度に上がるとゴム栓が飛び出します。栓の周囲は10cm以上の空間をとってください。
できれば配管の適当箇所に安全弁を付けるのがベターです。そのときの取り付け方向は危険のないように特にご注意ください。