電池式赤外線センサ送信機(4周波/二重変調)
ワイヤレス送信機と専用電池を組み合わせた、電池駆動式の対向型赤外線センサ送信機です。
メーカー独自の二重変調方式を赤外線ビームに採用することで、外乱光(太陽光や車のヘッドライトなど)との識別性を高め、信頼性の高い屋外警戒を実現します。
ビームの天地方向の寸法を拡大し、落ち葉などによる誤動作を低減します。
電池駆動式と送信機内蔵により、外部配線が不要になり配線材費用並びに配線工事を大幅に削減できます。
環境に配慮したRoHS指令に対応しています。(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテル、フタル酸ビス、フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジイソブチルを排除しています)
※(RoHS:電気電子機器に特定有害物質の使用を制限したEU加盟国で定められた指令)
止水構造により、IP55相当の防塵・防滴・防虫対策を実現しています。
降雨・降雪時に、雨水や雪がカバーの前面に流れて赤外線が減衰するのを防ぎます。特に冬期の雪融け水がカバー前面で再凍結するのを避けられるので誤動作を低減します。
照準器に二重リングを採用し、光軸調整時の視認性を向上させています。目を近づけた時と離した時で、それぞれ適切な見え方になります。
内部に視認性の高い色を採用し、カバーをはずした際に、遠くからでも確認しやすくして、光軸調整時の作業性を向上させています。また、投光器と受光器でそれぞれ異なる色を採用して、施工・点検時にも確認しやすくなりました。
水平方向±95°に加えて、ロック機構を装備。振動による光軸ずれを軽減できます。
受光量が少ない際は断続音が鳴動し、良判定のしきい値を超えると連続音に変化します。断続音と連続音を組み合わせた鳴動を採用しており、テスターが無くても良判定を確認することが出来ます。