初代892のティップはフル30t、バットは30t+40tに対し、二代目892はティップに30t+40t、バットには30t+40t+46tをコンポジット。 初代892のアクションを継承させる為、マンドレルに変更は与えず、高弾性化でダルさを排除し、ティップ、バット共に 「張り」 「感度」 「反発力」が向上。 今まで以上に激流河川で攻撃的且つ繊細なルアー操作が可能となり、「MID STREAM」では手に負えない激流河川を全てカバーする。 厳密には、豪雨後や4m以上の干満差のある激流域はその流速が故に高比重系ルアーが主体となる為、シンキングミノー等での反転流や塩水クサビのヨレ場、バイブ・シンペン等での川底を転がしながら軽いジャークで喰わせる場面で、ブランクスのダルさを感じることなく操作が行えるように進化させている。 短絡的に進化と言ってる訳ではない、46tは「現場」で培ったデータが無ければそう容易く使える代物ではないからである。地域にもよるが、増水パターンには大型ラッシュの夢があり、アングラーを駆り立てる魅力がある。 その夢の場面で「現場」で鍛え上げられた、この「MSS-892-TR」が持つ驚異的な「粘り」と「情熱」を是非、激流ストイッカーに吟味して頂きたい。


