【特長】非熱処理系合金の中で最も優れた強度を持つAl-Mg系合金です。
A5083Pは、Al-Mg系合金の中でMgの含有量の多い溶接構造用合金板です。非熱処理合金の中では最も優れた強度を持ち、溶接性、耐海水性が良好で、低温構造材としての実績も高い材料です。
過度の冷間加工を与えたまま高温で使用すると応力腐食割れを生じることがあるため、通常構造材としては軟質材が使用されます。
【成分】[主成分]Al(アルミニウム)[その他]Si(珪素)/0.40以下、Fe(鉄)/0.40以下、Cu(銅)/0.10以下、Mn(マンガン)/0.4~1.0、Mg(マグネシウム)/0.4~4.9、Cr(クロム)/0.05~0.25、Zn(亜鉛)/0.25以下、Ti(チタン)/0.15以下、比重:2.66【サービス分類】オーダー・加工