化学物質が目に入った際に洗い流すための装置です。
噴出口に防塵用ヘッドカバーが付いており、衛生面での配慮がされています。
水流は眼球に直角に当たらないように設計されています。
MSDSとして指定されたものの中には、取り扱いの際に、作業者の安全を確保するために、緊急用シャワーの設置や洗眼器の設置が求められているものがあります。工場(有機溶剤などの薬剤を使用するような、化学工場、半導体工場など)や石油・天然ガスプラントや研究所などの作業現場にて化学物質などの有害物質に汚染してしまった際に、その場で洗い流すための装置です。通常時では、必要がないものですが、「特定化学物質障害予防規則」第38条にて、応急処置を行うために必要な緊急シャワー&洗眼器の設置が義務づけられました。