テンピルスティックは、あらかじめ分かっている融点を持つ化学品を配合したチョーク状の製品です。
ケースに表示した温度に達すると融解します。
AWS D1.1:ASME Code,Section T、V及び[:ANSI/ASME Code B31.1 及び31.3規格の温度条件に適合いたしております。
指示温度の誤差は指示温度の±1%以内を保証致します。
主成分として鉛、硫黄などを使用していません。
高密度のため、長持ちします。
各温度により色分してありますので、指示温度の区別が容易です。
ホルダーがテンピルスティックをしっかり押さえ作業中にすべりません。
[パス間温度への応用]溶接する金属の溶接最低温度と最高温度にあったテンピルスティックを用意します。開先の肩から10mmと溶接長の中心の交点を2種類のテンピルスティックでチェックします。
予備加熱温度の場合、最低温度のチョークが融け、最高温度のチョークが融けない状態が適温です。
パス間温度の場合は、第1パスの後、母材の温度が上がり最高温度のチョークは融けます。放置冷却時間を置き最高温度のチョークが融けない状態で最低温度のチョークが融ける状態が2度目のパスを開始する最適温度となります。