正弦波インバーター搭載ハンディータイプ発電機のレビュー
EU18i専用に設計した軽量・コンパクトな新型エンジン「GXR120T」(121cm3)に加え、オルタネーター、インバーターを合わせてコンパクトに搭載することで、
従来の1.6kVAクラスと同等レベルのボディーサイズながら、発電出力1.8kVAを実現しました。
EU18i専用エンジンの余裕ある出力特性により、コンプレッサーや電動グラインダーなど、高い起動電力を必要とする機器への対応も可能としています。
ジェネレータ部は、ローター側へ磁束密度の高い薄型マグネットを採用し、ステーターの外径を拡大。発電性能に大きく影響するコイルの巻き数を増加させたことで高い発電性能を実現しています。
インバーターには熱抵抗を抑制して高出力に対応したパワーモジュールを内蔵。インバーターの放熱性を高めるとともに、電子回路基盤の小型化を実現しています。
発電中の筐体内温度の上昇を抑えるため、フロントカバーの吸気口を上部と下部に配置。これにより筐体内の吸気経路の最適化を実現し、冷却効果を高めています。
同時に、熱の影響を受けやすいインバーターを集中的に冷却することで安定した電気の供給を可能としています。