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高炭素鋼・合金鋼の鍛造品や調質材、金型材などで硬さが25～45HRC位の高硬度鋼材向けのスパイラルタップです。

S55Cなどの高炭素鋼のねじ立てに適しているスパイラルタップです。

ステンレス鋼用スパイラルタップは、ステンレス鋼・クローム鋼・モリブデン鋼等の、著しく粘い材料に適しています。通常止まり穴用に使用します。

加工硬化が著しく粘い材料のステンレス鋼をはじめ、クロム鋼、モリブデン鋼への左ねじの止り穴加工に最適です。ねじ部の最適設計により、食付き各刃の加工負担を軽減します。切削抵抗の低減を実現し工具寿命をアップします。安定した切りくずを排出し良好な仕上がり肌を実現します。強度向上で寿命アップを実現します。同期・非同期どちらでも使用できます。

標準全長のスパイラルタップでは届かない部位へのねじ加工が可能なロングタイプのタップです。

ねじれの弱いスパイラル溝の効果により切りくずが分断されスムーズに排出されます。高炭素鋼、合金工具鋼等の調質材のねじ加工や横方向の加工に効果を発揮します。

溝がねじれているので小さいカール状の連続した切りくずを後方に排出し、切りくず詰まりを起こしませんので止り穴加工に最適です。切れ味が良いため、特に粘い被削材やプラスチックなどのねじ立てに最適です。タップが食い付き易いです。キー溝のある下穴等の断続切削も可能です。HTに較べ刃強度は劣るため、高硬度材にはHT形状の方が適しています。

スチール(SS400、S25C)の加工に適しています。バリやむしれがなく良好なめねじが加工できます。

15m/min～25m/minの高速加工が可能な止り穴用のロングスパイラルタップです。低速での使用は切りくずの形状や排出が悪くなり、トラブルが発生する原因になります。

ダイスの切りくず穴が斜めになっているため切れ味が良く、連続した切りくずがねじ立て方向に対して後方に押し出され、切りくずによるトラブルを少なくします。

アルミ鋳物(AC)、アルミダイカスト(ADC)、亜鉛ダイカスト(ZDC)などの量産ねじ加工に最適な、超硬のスパイラルタップです。