高炉セメントはポルトランドセメントに高炉スラグ微粉末を所定量混合して製造されたセメントです。
高炉スラグ微粉末は溶鉱炉で銑鉄を製造する際に副生する溶融状態の高炉スラグを水などで急冷固化し微粉砕したもので、
セメントの水和反応で生成した水酸化カルシウムなどのアルカリ性物質や、石膏などの刺激により水和・硬化する「潜在水硬性」と呼ばれる性質をもっています。
このため、高炉セメントでは配合された高炉スラグ微粉末の潜在水硬性が長期にわたり発揮され、緻密で安定な硬化体組織を形成しますので、
長期強度発現性や化学抵抗性に優れたコンクリートを製造することができます。
高炉セメントは混合される高炉スラグ微粉末の分量により、A種(5を超え30%以下)、B種(30を超え60%以下)、C種(60を超え70%以下)の三種類に分類されますが、
その中でもB種が最も多く生産され、幅広い分野で使用されています。
用途一般土木工事、一般建築構造物の基礎工事、ダム・橋梁・地中梁等のマスコンクリート、河川・港湾・上下水道工事、道路・トンネル・鉄道工事
密度(g/cm3)3.04
危険物の類別非危険物
面積(cm2)比表面積:3750(JIS規格値≧3000)
1袋(25kg)
¥2,598
税込¥2,858
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