計測工学は単独で成り立つものではなく,数学や物理学をはじめとした四力(工業力学,材料力学,熱力学,流体力学)を基礎としており,また計測工学は,機械加工による製品寸法の測定などから,治具・工具段取りの測定,材料・熱処理などの状態測定までが含まれ,種々の計測技術が体系化された学問である。本書を通して,「モノづくりの基本は測る技術」であることを理解していただきたい。 本書の特徴は,他の書籍にはない以下に示すオリジナルにある。 1。あまり数式や理屈を述べない。本質を理解していただく。 2。そのために,図を多用して,必要があればイラストも使用する。 3。学習のポイントを絞り,理解しやすい構成にする。 4。これらによって,学生自身で自学自習できる。 また,大学の教員にとっても,授業において使いやすいように,本文のほかにBox欄や脚注を多用することで,授業を進めやすいテキスト分量にしている。具体的には,予備知識や既習事項(特に数学・物理)に関して,基礎知識のBox 欄を適宜入れることで,本文の内容を補足したり,学生が予習する上でも役立てられるように配慮している。
ジャンル機械
分類専門
判型B5
ページ数226
著者名武藤一夫
初版年月2016/10
1冊
¥2,900
税込¥3,190
10日以内出荷
機械加工法における種々の加工方法や生産・製造に関する技術を、系統的に学習する入門書。そして、読者自身が機械加工法の全容を把握し、合理的な加工法を企画し、実施する能力を養う。図・表を豊富に収録。
ジャンル機械
分類専門
判型B5
ページ数188
著者名武藤一夫
初版年月2012/04
1冊
¥2,800
税込¥3,080
10日以内出荷
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