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「ぷーん」とマルが飛び出した。ページをめくると、「ぷくぷくぷくぷくん」と青、赤、黄色のマルがはねている。さらに数を増やして、「ぷぷぷぷぷぷ」。小さかったマルは一緒になって「どどどぉーん」、形をかえて「ごぶごぶごぼごぼ」、さらに形を変えて…カラフルなマルは、水流のなかの水玉のように音に合わせて動いていく。 赤、青、黄、白、水色のマルと擬態語のみの絵本。しかし、それだけの絵本が、なぜこうも赤ちゃんの心をとらえるのだろうか。その理由は赤ちゃんの目と耳にある。赤ちゃんの目にも分かりやすいカラフルな配色とシンプルな構成。そして、赤ちゃんの耳が敏感に反応する、リズムのある言葉の響きとそのくり返し。さらに、この絵本の各ページには丸い穴が開いており、そこに指をいれてページをめくるという楽しみまでついている。言葉を口にしはじめた赤ちゃんに最適の1冊であろう。
初版年月1999/04/01 分類児童 判型B6変 ページ数20 ジャンル日本文学評論随筆その他 著者名駒形克己 さく
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800 税込880
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