病原菌に感染した植物は病原菌の菌糸を分解しようとし、病原菌の細胞壁に含まれるβ-グルカンが裁断された断片が生成されます。β-グルカン断片によって植物は傷害応答シグナルを全身に発信し、病害抵抗性を高めます。病原菌のβ-グルカンと酵母のβ-グルカンが似ているために、酵母細胞壁の断片を与えても、病原菌に感染したときと同様な反応が植物で起こります。 酵母のβ-グルカン断片を植物の葉や根に触れさせると、植物体の病害抵抗性が一時的に向上します。その後、傷害応答物質は減少しますが、かわりに生長ホルモンの生成など様々な生理活性が向上します。これにより発根や根活性の向上など生育促進作用が確認されています。
用途本肥料はアサヒバイオサイクル社様と共同開発した「ビール酵母細胞壁成分」を配合した液体肥料です。葉面散布の場合はアルカリ性・無機石灰含有の農薬・液肥、ホルモン剤との混用を避けてください。
仕様●土壌灌注:原液200mL/10aを十分な水量で希釈、灌注●施用事例:水稲:5葉期に原液200mL/10aを水口から流入施肥により、発根促進を確認●苗浸漬:1000倍希釈液に苗(苗箱)を浸漬●葉面散布:1000倍希釈液を100~200L/10a散布●農水省登録番号:生第101445号
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グリーン購入法適合
ALAは地球上の全生物が生体内に有しているアミノ酸で植物体内では「葉緑素」や「窒素代謝酵素」、「抗酸化酵素」などの構成成分として重要なはたらきを担っています。ALAを植物の外部から施用することによる様々な刺激作用が認められていますが、とりわけ「気孔開度の向上」、「光合成促進」、「窒素吸収・代謝の促進」による植物体の生育促進効果が多くの先行研究により明らかになっています。
用途本肥料は植物体の生育促進やストレス耐性付与が明らかになっているアミノ酸「ALA」を含むバイオスティミュラント資材です。作物種・栽培方式によって施肥の様式は様々です。「局所施肥」「灌水施肥」「ドローン散布」など多様な施肥様式にALAを施用できるようにしていますので、それぞれの作物に合った使用方法をおすすめします。
仕様●ドローン散布:8-20倍希釈液を0.8~1.0L/10a程度散布※軽微な葉焼けを伴う場合があるため、葉菜類への施用は避ける●土壌灌注:原液80-120mL/10aを十分な水量で希釈、灌注●施用事例:カンキツ幼木:4~9月に3000倍希釈液を定期散布で、地上部生体重・根量大幅増加、タマネギ:3月(止肥施用後)に3000倍希釈液を1回散布で、地上部生育向上・大幅増収●水稲種籾浸漬:3000倍希釈液に種籾を3-5日間浸漬※最初の3-5日間VFF液に浸漬し、水替え後は通常の真水に浸漬する●葉面散布:3000倍希釈液を100~200L/10a散布
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グリーン購入法適合
1本
¥10,980
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ALAは地球上の全生物が生体内に有しているアミノ酸で植物体内では「葉緑素」や「窒素代謝酵素」、「抗酸化酵素」などの構成成分として重要なはたらきを担っています。ALAを植物の外部から施用することによる様々な刺激作用が認められていますが、とりわけ「気孔開度の向上」、「光合成促進」、「窒素吸収・代謝の促進」による植物体の生育促進効果が多くの先行研究により明らかになっています。
用途本肥料は植物体の生育促進やストレス耐性付与が明らかになっているアミノ酸「ALA」を含むバイオスティミュラント資材です。作物種・栽培方式によって施肥の様式は様々です。「局所施肥」「灌水施肥」「ドローン散布」など多様な施肥様式にALAを施用できるようにしていますので、それぞれの作物に合った使用方法をおすすめします。
仕様●施用事例:バレイショ:初回追肥時に14kg/10a(N2.0kg)/10a施用+土寄せで葉色向上・大幅増収、ナガネギ:播種後1ヶ月ごろから1000倍希釈液を3回散布で大幅増収・規格外品の減少●水稲流入(流し込み)施用:10kg/10a程度(慣行の窒素施肥基準量に合わせる)●溶解後、土壌灌注:0.5~1kg/10aを十分な水量に溶解、灌注※溶解して施用する際は必ずストレーナーを通す●溶解後、葉面散布:500~1000倍希釈液を100~200L/10a散布※アルカリ性・塩基性成分(塩基性銅など)含有・無機石灰含有の農薬・液肥との混用を避ける●追肥施用:10kg/10a
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