操る、感じる、曲がる、止まる。Pulchra62B+(プルクラ62B)はLateBloomings510+(LB510)の良いところはそのままに、感度と操作性、キャストフィールをさらにブラッシュアップさせたLB510のライトモデルとして開発されました。バーサタイルロッド。多くのシチュエーションで使える汎用性の高いロッドを指す言葉です。TRANSCENDENCEもマルチピースロッド(パックロッド)におけるバーサタイルロッドの形を求め続けてきました。これまで多くのバーサタイルロッドを使ってきましたが、バーサタイルロッドのバーサタイル性能には限界がありました。理由は単純です。ロッドには長さやパワーが決まっており、いくら汎用性が高いと言っても拡張性能に限界があったのです。トランスセンデンスが提唱する長さが可変する” TRANS system(トランスシステム)”はそのバーサタイルロッドに拡張性を持たせ進化させました。トランスシステムは1本のロッドの長さとブランクの特性を状況によって変えられるシステムです。木が覆いかぶさる小場所では短くシャープに振りたい。沖のポイントを撃つ時には長いロッドでロングキャストしたい。軽快なルアーをテンポよく撃ち込むこともあれば、重いルアーを正確に投げ込みたいときもある、それが1本の竿で出来ればどんなに便利なことか。それを実現したのがPulchra62B+です。Pulchra62Bは国内、海外、オカッパリ、ボート、川、湖、海あらゆる状況で小さなルアーから少し大きなルアーまでを投げて、超ハイスピードでもデッドスローでも操作性の高さや感度を最大限に感じられるロッドに仕上がりました。バスロッド感覚で言うとティップはMLクラスなのにバットはH~XHクラス。類似するアクションを見つけることが出来ない、TRANSCENDENCEのmD2conceptに基づき独自のセッティングに仕上げました。どこにでも持っていける仕舞寸法525mmというコンパクトロッドでありながら過去のパックロッドとは一線を画する完成度です。究極のバーサタイルロッドとして自信を持って世に送り出せる理由はシンプルです。徹底した現場でのテストにあります。春夏秋冬、毎日水辺に立ち、国内外数百匹の魚たちにロッドの創り方を教えてもらいました。強烈な引きを持つ海外の魚でファイトのパワーや快適さを追求し、トーマンの呼吸撃ちでピンスポット精度を追求、堤防の青物では遠投性、スプーンでのカラフトマスではキスバイトを掛けるティップの柔軟性、バレやすいシーバスのエラ洗いに追従するベリー、冬の琵琶湖のバスではフロロラインでの繊細なアタリをとるガイドセッティングとティップを有するブランクスに仕上がっています。軽く、強く、曲がるのに高い復元力を持つ4軸高弾性カーボンと、徹底した現場主義によって生まれたスーパーバーサタイルロッド。それがPulchra62B(プルクラ62)です。
仕様ガイド:Titanium, Sic mix、ライン:PE#0.8-#3全長6.2ft,7.3ft質量(g)100-124、ルアー:5-28(MAX56)仕舞(cm)52.5