「シリコーン」は、ケイ素と酸素が交互につながったシロキサン結合のSi 上に様々な有機基が結合した物質の総称です。
「シリコーン」は、構造の違いにより様々な特殊機能を持っており、安全性も高いことから各種分野で実用化されていますが、農業分野では、
欧米において「シリコーン系展着剤」として広く使用されています。
作物の種類によって葉面の濡れやすさは異なりますが、濡れにくい作物では展着剤を加用して散布液の濡れ性を改善する必要があります。
展着剤は、水に馴染みやすい部分(親水基)と、馴染まない部分(疎水基)を一つの分子中に併せ持つ特殊な構造をしています。展着剤の分子は、
水滴中で疎水基を外側に向けて配列して表面張力を下げ、良く濡れるように物性を変化させます。
「まくぴか」は、疎水基が「トリメチルシロキサン」である点が大きな特長です。「シリコーン系展着剤」である「まくぴか」は表面張力を下げる
働きが強く「濡れ性(湿展性)」を大幅に改善します。
有効期限(年)3
有効成分ポリオキシエチレンメチルポリシロキサン:93.0%
性状無色澄明粘稠液体
農林水産省登録第(号)21216
毒劇区分普通物
イネ科、カヤツリグサ科、一年生から多年生までの広葉雑草に幅広い殺草スペクトラムを有します。
有効成分フラザスルフロンは茎葉及び根部から吸収され、植物特有の分岐アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)の生成を司るアセトラクテート合成酵素(ALS)を阻害する事によって殺草作用を発揮します。
一年生雑草から多年生雑草およびハマスゲ、ヒメクグ等の多年生カヤツリグサ科などに対して幅広いスペクトラムをもつ薬剤です。
幅広い処理適期。
雑草の発生揃い期から生育初期で高い茎葉処理効果を示します。また、処理後の雑草の発生を抑えることができます。従って、雑草発生前~生育初期の幅広い時期に使用することができます。
土壌処理効果として、標準薬量0.02g/m2で春夏期で40日程度、秋冬期では120日程度雑草の発生を抑制します。
日本芝には非常に影響が少なく、休眠期、生育期を問わず使用できます。雑草体内への取込みが早いので、薬剤処理後3~5日で刈込みをすることができます。
グリ-ンア-ジラン液剤、ザイトロン液剤など他の除草剤との組合わせにより難防除雑草の防除が図れます。
適合作物日本芝、西洋芝(バーミュダグラス)、センチピードグラス、植木等
成分フラザスルフロン25.0%
適合場所芝生(西洋芝・日本芝)
性状淡褐色水和性細粒
農林水産省登録第(号)22150
毒劇区分普通物
剤形水和剤
農耕地/非農耕地農耕地用
イネ科と広葉雑草との間に選択性があり、広葉雑草に高い効果を示します。
フェノキシ系のホルモン型、吸収移行型の除草剤で、難防除の多年生宿根性の広葉雑草にも強い殺草効果があります。
雑草の茎葉から吸収され体内を移行し、その生理機能を阻害して枯死させます。
除草効果は、散布後1日目頃から茎葉に捻転現象がみられ、遅くとも10~15日後には殺草効果が現れます。
剤形液剤(原液)
適合場所芝生(日本芝)
成分トリクロピル(PRTR・1種)44.0%
性状暗褐色水溶性液体
化学物質等安全データシート(SDS)(0.3MB)
適合作物日本芝、樹木等、すぎ、ひのき、林木、造林地
農林水産省登録第(号)14676
毒劇区分普通物
農耕地/非農耕地農耕地用
1本(500mL)
¥5,098
税込¥5,608
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イネ科雑草から広葉雑草まで、幅広く防除。防除の難しいイネ科雑草であるメヒシバやスズメノカタビラに効果的。広葉雑草では、特にキク科雑草(アレチノギク、ヒメジョオンなど)に有効です。
日本芝での高い安全性。日本芝の生育期(春夏期、薬量0.4~0.6mL/m2)から休眠期(秋冬期、薬量1.0~1.25mL/m2)まで、幅広く使用できます。
人畜毒性、環境影響の少ない薬剤です。普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)に該当。散布後は芝地表面に留まらず、植物体内または土壌中で比較的速やかに分解されますので、土壌や水系を汚染する心配はほとんどありません。
剤形液剤(原液)
適合場所芝生(日本芝)
仕様農耕地用
成分アシュラム37.0%
性状淡褐色澄明水溶性液体
適合作物すぎ(下刈り)、植木等、日本芝
農林水産省登録第(号)22788
毒劇区分普通物
農耕地/非農耕地農耕地用
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