励起レーザ光をカットし、鋭い立ち上がりで長波長側のラマンシフト光を高い透過率で抽出することができます。ラマン散乱の微弱な光を検出する際に使用することができます。
可視から赤外の広い波長域で使用できるキューブタイプのハーフミラーです。簡易的な実験や分光計測などに使用できます。
SMAコネクタ加工された光ファイバー用の十字動ホルダーです。ファイバーからの光をコリメートする場合や小型分光器などのファイバー(MMF)に光を導入する場合に使用します。
2枚の精密なブレード(鋭い刃)を対向させ、そのブレードのすき間を可変できるようにしたスリットです。分光装置やシュリーレン光学系、回折実験などに使われます。
可視域全域で波長に依存しない位相差を与えることができます。白色光源の偏光方位を可変する光学系や偏光を使った分光計測などに使用できます。
可視域帯だけではなく、紫外または赤外の帯域を広くカバーした、高反射率のミラーです。不可視光を含む分光実験や、黒体輻射スペクトルの伝播に使用できます。
細くコリメートされた白色光をプリズムに入射させると、波長に対する屈折率の違いによって波長成分に分かれて出射します。分散プリズムは分光器やフェムト秒レーザの発振器の分散補償などに使用されます。
分光器の回折格子などで、レーザビームの偏光特性が測定結果に影響するような場合、偏光解消板で回折格子に入射するレーザビームの偏光状態を撹乱させます。
反射鏡で構成された対物レンズで、ガラスの屈折率による色収差の影響がないので、350nm~7μmの広い波長領域で使用することができます。顕微分光や半導体の故障解析などに使用できます。
2枚の精密なブレード(鋭い刃)を対向させ、そのブレードのすき間を可変できるようにしたスリットです。分光器用にスリット幅を細かく調整できる精密タイプです。スリット幅調整ノブはスリット幅が1mm以下になると、微調整に切り替わり5μmの分解能でスリット間隔を調整することができます。左右のブレードが同時に動き、スリットの中心位置は変化せずにスリット幅を変えることができます。スリット長さ可変プレートをスライドさせることで、スリットの長さを調整できます。ロッドが取り付いた可変スリット(PSL-0)もご用意しています。
仕様【<可変スリット>共通仕様】主要材質:アルミ・シンチュウ、表面処理:黒アルマイト・クロムメッキ、【個別仕様】ブレード材質:ステンレス(表面処理なし)、スリット幅 可変範囲:0~6mm、スリット長さ 可変範囲:0~24mm、スリット幅 目盛最小読取:5μm/DIV(1mm未満)、 50μm/DIV(1mm以上)、質量:0.93kg
アズワン品番61-6995-77
1個
¥189,800
税込¥208,780
欠品中
ペランブロッカプリズムはブリュスター分散プリズムの一種で、入射方向に対し直角で出射する特徴があります。YAGレーザをブリュスター角度で入射させると、基本波(1064nm)と2倍波(532nm)をビームを分離することができます。ブリュスター角度と臨界角を使用しているので、反射による損失が発生せず、高い透過率が得られます。ペランブロッカプリズムはコーティングがないので、高エネルギーのパルスレーザでも使用することができます。プリズム入射面で反射するYAGの基本波(不可視光)、または、2倍波(緑)のビームの光量が最小になる角度(ブリュスター角度)に合わせて使用します。レーザビームの偏光方向はプリズムの底面と平行になるように変換してご使用ください。多波長発振ののArレーザの分光にも使用できます。※紫外波長の出射ビームはブリュスター角度から外れているので、無反射にはなりません。※非偏光の分散プリズムとしても使用できますが、ブリュスター角度で入射させないと、入射角度に対し直角に出射しません。※S偏光のレーザビームを入射させても分光することはできますが、入射面と出射面で反射損失が発生します。※ノーコート面に指紋や汚れが付くと、全反射や無反射の効果が得られなくなります。※ノーコート面には、何物にも接触させないでご使用ください。※実測のA・B寸法は面取りを含むので、若干短くなります。※寸法公差は面取りを含まない各面の交差位置で定義されます。
仕様【<ペランブロッカプリズム>共通仕様】材質:合成石英、設計波長:706nm(1063nmと532nmの中間)、角度精度:<3′、基材面精度:λ/10、スクラッチ-ディグ:20-10、有効範囲:外形寸法の90%の矩形に内接する楕円、【個別仕様】A:30mm、B:50mm、C:20mm、θ1:56.13°、θ2:79.5°
アズワン品番61-6948-91
1個
¥93,980
税込¥103,378
13日以内出荷
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