NZ-11は溶融亜鉛めっき鋼材の溶接用に開発された特殊系被覆アーク溶接棒で、めっき膜を剥がさずそのまま溶接してもピット、ブローホールなどへの耐気孔性に優れた設計がされているため溶接欠陥の発生による手直し工数を低減できます。また、一般汎用棒に比べ湯流れ、スラグの剥離性、スパッタ量など溶接作業性に対する改善をしています。
用途住宅建材、水道管、ガス管などの亜鉛目付量の多いめっき鋼材および電気めっき鋼材の全姿勢溶接。
色棒端/緑
JIS規格Z3211 E4340
被覆特殊系
RoHS指令(10物質対応)対応
LC-3はライムチタニヤ系被覆剤に鉄粉を添加して、再アークと作業の高能率化を図ったものです。特にすみ肉溶接の場合、スラグの剥離性がよく、美しいビードの外観と抜群にすぐれた溶接使用伸びが得られ、他社の追従を許しません。また高電流を使用することにより、作業能率の向上を図り経済的に使用できます。
用途車両、橋梁、軽量鉄骨、その他一般の溶接。
色棒端/オレンジ
JIS規格Z3211 E4303
被覆ライムチタニヤ系
RoHS指令(10物質対応)対応
関連キーワード