溶接棒 :「各種溶接棒」の検索結果
溶接棒とは、溶接作業の際に母材を接着させるために使われる溶加材のことです。溶加材は溶接の強度を高めたり母材の接合部分の外観を美しく仕上げたりする役割があり、中でも棒状の溶接棒が多く用いられています。母材をしっかり溶接するためには、溶接方法や母材の材質に合わせ、ステンレス用、軟鋼用、鋳物用などから適した製品を選ぶことが大切です。硬化肉盛用の溶接棒は、消耗が大きい機械部品に金属を充填し強度を回復させるために用いられます。
商品豆知識
溶接時に発生するヒューム量を同タイプ溶接棒に比べ約30%低減したライムチタニヤ系溶接棒です。
再アーク性・ビードの伸びも良く、スラグ剥離にも大変良く優れた溶接棒です。
被覆の可とう性が良好ですから曲げて使用できます。
難吸湿タイプなので、通常の保管状態では乾燥を省略できます。(過度に吸湿すると作業性劣化のほかピットが発生することがありますので、70~100℃で30~60分の乾燥を行って下さい)
用途軟鋼を用いる車両、軽量鉄骨、建築などの一般建造物の溶接
タイプ軟鋼薄・中板用低ヒュームタイプ
JIS規格Z3211 E4303 (旧Z3211 D4303)
被覆系ライムチタニヤ系
AWS規格A5.1 E6013該当
55%Ni線を用いた被覆棒。溶着金属や熱影響部の硬化性は鋳鉄用では最も小さく、熱膨張係数が鋳鉄に近く、耐割れ性は良好です。
用途球状黒鉛鋳鉄の溶接、各種鋳鉄の補修に。
JIS規格Z3223 E5516-1CM
AWS規格A5.5 E8016-B2
ビード外観・スラグ剥離性も良好、またX線性能及び機械的性質にも優れた溶接棒です。
用途軟鋼および490N/mm2級高張力鋼を使用する造船、橋梁、建築、圧力容器などの溶接
タイプ490N/mm2級高張力鋼用
JIS規格Z3211 E4916 U (旧Z3212 D5016)
AWS規格A5.1 E7016該当
色棒端色:青白色、二次着色:白色
備考船級認定:NK、ABS、LR、DNV、GL、BV、CR
マルテンサイト組織を示し、軽衝撃摩耗、土砂摩耗に適します。機械加工は困難です。
用途下部ローラ、バケットエッジ等の肉盛溶接
色棒端色:赤色、二次着色:赤色
JIS規格Z3251 DF2B-600-B
特に下向き及び水平すみ肉溶接において良好な作業性を有する高酸化チタン系溶接棒です。
用途軟鋼を用いる一般機械、車両、軽量鉄骨などの薄板・軽構造物の溶接および化粧盛り
タイプ軟鋼薄・中板用低ヒュームタイプ
JIS規格Z3211 E4313 (旧Z3211 D4313)
被覆系高酸化チタン系
純Ni心線を用いた黒鉛系被覆の溶接棒で、各種鋳鉄の突合せ溶接、補修溶接に用います。溶着金属および鋳鉄熱影響部の硬化性は鋳鉄用溶接棒の中でもっとも小さく、溶接部の機械加工性はもっとも良好です。
仕様硬化性が少なく、最も良好な溶接性を示し、加工性も優れます。但し、Ni系であり母材と色調に差が出ます
棒長(mm)350
色棒端色:金色、二次着色:赤色
55%Ni線を用いた被覆棒で、球状黒鉛鋳鉄の溶接、各種鋳鉄の補修に用います。溶着金属や熱影響部の硬化性は小さく、熱膨張係数が鋳鉄に近く、耐割れ性は良好です。
用途石油精製、石油化学、火力・原子力発電等の機器に用いるASTM A387 Gr.22、JIS SCMV4等の溶接。
JIS規格Z3252 DFCNiFe
AWS規格A5.15 ENiFe-CI
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