FMバルブ製作所のボールタップ

給水開始・給水停止の水位を自在に設定することができます。 給水停止水位を調整することにより吐水口空間を容易に確保することができます。 給水開始水位を調整することにより残留塩素を確保しやすくなります。 給水停止から給水開始までの水位差を大きく設定することができ、電磁弁制御方式と似た運用が可能です。 給水開始、停止位置または、設置後の水位変更は各々のストッパで調整できます。 設置後の水位変更は本体を外すことなくできます。 貯水槽の残留塩素の確保にも最適です。

定水位弁からパイロット配管に流れる水量が1L/minと少量のため水圧が0から作動する直動方式を採用しています。 停電、故障等により作動しない場合は、手動開閉弁を開くことによりボールタップによる制御方式に切り替えることができます。 本弁の作動は通電時「開」です。

本体材質は鉛を含まない鉛レス銅合金です。 本弁は定水位弁とボールタップを一体構造とした、定水位弁機能を持ったボールタップです。 フロートが上下のストッパに当たるまでガイドワイヤに沿ってスライドし、ストッパに当たるとバルブの開閉を行います。ストッパ位置の調整を行うことで水位の設定を自在に行えます。 ウォータハンマ防止性能が高く、波浪防止機能を備えています。 流量調整機構を備えており、吐水量の調整ができます。 接続部がユニオン構造となっており、脱着が容易に行えます。