棒径1.6~5.0mmで立向下進溶接が可能な高酸化チタン系溶接棒です。アークは安定し、スパッタも少なく光沢あるビードが得られますので、立向下進溶接を主体とする薄板、軽構造物の溶接に最適です。立向下進溶接は、棒端を軽く母材に接触させ、ストレート運棒で行って下さい。溶接電流は下向姿勢の場合と同程度が適当です。
色棒端色:黒色
伸び(%)23(一例)
引張強力(N/mm2)510(一例)
降伏点(N/mm2)450(一例)
RoHS指令(10物質対応)対応
溶接時に発生するヒューム量を同タイプ溶接棒に比べ約30%低減したライムチタニヤ系溶接棒です。
再アーク性・ビードの伸びも良く、スラグ剥離にも大変良く優れた溶接棒です。
被覆の可とう性が良好ですから曲げて使用できます。
難吸湿タイプなので、通常の保管状態では乾燥を省略できます。(過度に吸湿すると作業性劣化のほかピットが発生することがありますので、70~100℃で30~60分の乾燥を行って下さい)
用途軟鋼を用いる車両、軽量鉄骨、建築などの一般建造物の溶接
タイプ軟鋼薄・中板用低ヒュームタイプ
JIS規格Z3211 E4303 (旧Z3211 D4303)
被覆系ライムチタニヤ系
AWS規格A5.1 E6013該当
薄板の全姿勢溶接に最も使いやすい高酸化チタン系溶接棒で、薄板、軽量形鋼の溶接に狭最適です。
3.2mm以下の細径棒では、傾斜下進溶接ができます。
製缶、建築などに用いられる軟鋼の薄板、パイプ、軽量形鋼の溶接に適しています。
JIS規格Z3211 E4313
AWS規格A5.1 E6013該当
色(棒端)黄
RoHS指令(10物質対応)対応
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