●円すい状のころを用いているのでこの名がある。内輪・外輪およびころの円すいの頂点が軸受の中心軸上の一点に一致するように設計されており、ころは内輪のつばによって案内されている。ラジアル荷重、一方向のスラスト荷重およびそれらの合成荷重に対して大きい負荷能力を持っているが、純ラジアル荷重が作用する場合でも、軸方向の分力を生じるために普通二箇相対して使用される。すきまは、機械に取付けるとき内輪または外輪の間隔を調整るすることによって得られる。分離形である。
シールド形状開放形
軌道輪形状円すいころ軸受
外輪タイプフラット
軌道輪列数単列
材質(本体)高炭素クロム軸受鋼
接触角(°)10°を超え17°以下
荷重方向ラジアル
転動体材質高炭素クロム軸受鋼
円すいころ軸受は内輪,外輪およびころの円すいの頂点が軸受の中心軸上の一点に一致するように設計されています。このため,ころは軌道面上を真の転がり運動を行い,内輪軌道面と外輪軌道面から受ける合成力によって,内輪大つばに押しつけられて案内されています。ラジアル荷重と一方向のアキシアル荷重およびそれらの合成荷重を負荷するのに適し,負荷能力も大きい軸受です。円すいころ軸受は打抜き保持器を標準としています。保持器が,軌道面側面より出ているため,軸およびハウジングの設計の際に十分注意が必要です。
用途ストラス・ラジアル荷重のかかる用途
材質高炭素クロム軸受鋼
RoHS指令(10物質対応)対応
JIS等級0
シールド形状開放形
外輪タイプフラット
軌道輪形状円錐ころ軸受
軌道輪列数単列
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