自動車修理で使うマスキングテープ、
どれがいいのかお困りではありませんか。
マスキングテープは多種多様、作業にあったものを選びたいですね。
その基礎知識と、用途別・お困りごと別に適切な商品を紹介!
ぜひ参考にしてください。
マスキングテープの基礎知識
マスキングテープの構造
マスキングテープは、
- ①自背面加工(のりが張り付かないようにするコーティング)
- ②基材(製品の元となるもの、和紙・クレープ紙・樹脂素材が主流)
- ③のり(接着力を決める要素)
の三層構造になっています。

特徴や性能は、主に基材によって大きく変化します。
車体の形状・用途・お困りごとに応じて使い分けをしましょう。
※更に詳しいマスキングテープの知識はこちら(豆知識:マスキングテープの種類と特長)。
基材別の特徴と性能
和紙 | クレープ紙 | 樹脂素材 | |
---|---|---|---|
厚さ | 薄い | 厚い | 商品による |
使用感 | 柔らかい | 硬い | 商品による |
柔軟性 | 高い | 低い | 商品による |
価格 | 安い | 比較的安い | 高い |
コア | 1インチ | 3インチ | 商品による |
製品数 | 多い | 少ない | 少ない |
主な巻長さ | 18M | 50M~100M | 20M |
幅 | 種類多い | 種類少ない | 細幅がメイン |
マスキングテープの選び方
用途別に選ぶ
直線部分に使用する
長い直線には、基材に厚みがあり、テンションをかけても基材が変形しにくいコシや丈夫さが必要です。
比較的大型の車ではマスキング部は直線が多くなる傾向があります。
曲線部分に使用する
曲線には、基材に一定の伸縮性があり、テンションをかけても変形しにくく、ちぎれにくいコシや丈夫さが必要です。
車のデザインの多様化によって、複雑なプレスラインをはじめ、ライトやタイヤ周辺の部品は独自の曲線を描いています。
隙間埋めに使用する(ソフトテープ)
隙間には、厚みによって隙間を埋めることができるマスキングテープの一種、ソフトテープがおすすめです。
他のマスキングテープと併用することで、効率よく隙間を埋めることができます。
幅やサイズのバリエーションも豊富にあります。
\ 動画で見る!ソフトテープの使用方法 /
お困りごと別に選ぶ
使用している製品が原因の場合もありますが、車や気候、作業環境によって発生する作業中のお困りごとは様々で、おすすめのマスキングテープの性質も異なります。
お客様のお困りごとに適した特徴をもった性質の製品を使用されてみてはいかがでしょうか。
Topic車体カバーフィルムを使えば、作業時間を約50%も短縮できます。
マスキングの作業を見直してみませんか?
車種形状に合せたマスキング作業は非常に時間がかかり、車種に合った製品を揃えると、資材がどんどん増えてしまいます。
車体全体を覆うことができる車体カバーフィルムを使えば、作業時間を大幅に短縮できます!
