308Lタイプは低炭素19Cr-9Niオーステナイト溶着金属を得る溶接棒で、耐熱性、耐食性にすぐれ、特に低炭素で、308タイプと比較して、クロム炭化物析出による粒界腐食に耐えることが特徴です。したがって強い腐食環境に用いられます。被覆タイプはライムチタニヤ系で作業性は良好です。なお、NSN-308Lは、スパッタを追放したノンスパッタタイプの溶接棒です。