クイックポジ感光基板

今回は露光曲線の紙が入っていなくて、ウェブ上にも持っているサンハヤトのライトボックスBOX-W9B用の露光曲線が掲載されてなくて露光時間をどうするか迷いました。

CEM3基板で1.6mm厚があればさらに良いです。パターン形成はLED紫外線ランプの光源で問題なくできますが、穴あけの際にポンチを打つと穴の周りに剥離がおきます。ポンチを打たずに直接ドリリングできるドリルスタンドがあれば問題ないのかもしれません。

以前の物より感光時間は短くて良いのと、現像時間が早い気がします。
専用現像剤と組み合わせて簡単な基板がすぐできる点ありがたい。

レジストの塗布厚むら。今回購入して使用しているもの（製造日2024.06.12）は基板の四周が約5㎜幅の範囲でレジストの厚みが厚くなってしまっている。通常の露光では現像時にこの範囲のレジストが溶けきらず、エッチングがなされなくて不良基板となってしまう。現在は覆い焼きの手法でこの部分だけ露光時間を伸ばし何とか凌いでいる。以前のNZシリーズではこんなことは一度もなかった。このQPシリーズでも基板の全面にわたり均一な塗布厚の製品の提供を望む。

耐熱性、耐圧性とも優れているので、いつも利用させてもらっています。新版になってから、作業時間も短縮できるようになりました。

サンハヤトさんから昨年感光剤の変更に伴うサンプルを頂き、そのレポートを行っております。その１つに感光剤が以前は緑掛かってましたが、今回のサンプルは無色の為にエチング後に銅箔色がそのまま出てきてしますので、感光剤を取り除く作業を忘れてしまう心配があるレポートをしていました。今回初めて変更後の基板を購入しましたら、従来通り緑色になってましたので安心しました、又変更された感光剤は以前より簡単に拭き取りが出来るようになり喜んでおります。