ステンレス鋼用 被覆アーク溶接棒
オーステナイト系ステンレス鋼被覆アーク溶接棒で、高温で使用するためフェライト量を3~6%と低めにコントロールし、その他PやSなどの不純物元素を規制し、クリープ特性の改善および溶接割れ感受性を低く抑えた溶接棒です。
FCC装置、スチレンモノマープラント用の反応器および配管などに使用されています。
仕様【フラックス系統】ライム・チタニア型
その他【溶着金属の化学成分の一例(%)】C:0.054/Si:0.34/Mn:1.96/Ni:10.06/Cr:19.90
色【端面】黄
伸び(%)46
引張強度(MPa)558
溶接全姿勢
RoHS指令(10物質対応)対応
0.2%耐力(MPa)428
注意
※原則として予熱は行わず、パス間温度は150℃以下にしてください。※溶接棒の再乾燥は200~250℃で1時間くらい行ってください。