被覆アーク溶接棒(鋳鉄用)
ニッケル心線を使用し、特殊なフラックスが被覆されていますので他社製品よりも特に低電流で使用できます。
溶着金属は融合部の炭素減少にもとづく白銑化傾向が少なく、鋳鉄用溶接棒の中で最も割れ感受性が小さくなります。
作業性、機械加工性、機械的性質はいずれも良好です。
用途各種鋳鉄製品の補修、巣埋め、接合、水圧を受ける部分の溶接
注意
※予熱、後熱は不要ですが、母材の種類、形状、寸法などにより100~200℃の予熱を行うと良好な結果が得られます。※溶接棒が吸湿した場合は80~120℃で30~60分間、再乾燥してください。