電線の異常発熱を検知して変色するクリップです。 サーモクリップの異常発熱を検知する特性と発熱によって色が変わる原理には電気的なエネルギーを必要としません。温度上昇をきっかけに異常を検知します。 サーモクリップの変色は不可逆性です。70℃以上の発熱を検知して変色すると、元の色には戻りません。一時的な発熱で時間経過と共に冷めてしまった場合でも変色状態を維持し発熱の形跡を残します。点検時、サーモクリップの変色を確認することで装置の保全に繋がります。 サーモクリップは、温度変化に応じて変色するサーモクロミック技術を使用しています。この技術により、異常発熱の監視を明確かつ恒久的に可視化することができます。 クリップを電線にはめるだけで装置の稼働を止めることなく簡単かつ素早く装着できます。 発熱に反応して変色します。異常箇所の視認性が高まり目視で容易に判断できます。 クリップのサイズは5種類。様々な電線に対応します。(電線規格:17AWG〜750MCM)