ガウジングとセルフシールド溶接を併せ持つ1台4役の多機能溶接機です。
半自動から自動機まで幅広い範囲で高い溶接性能を発揮します。突出し長さの変化や高速溶接でもアーク長の変化が少なく、均一なビード外観を実現します。
アークが不安定になりやすいパワーケーブル延長時に使用することで外乱による影響を最小限に留め、安定した溶接が行えます。
ファンクション番号「38」を設定することで、正極性(パワーケーブルのプラス・マイナスを逆に接続した状態)で溶接が行えます。亜鉛めっき鋼板の溶接などで使用する正極性専用ワイヤも簡単にお使いいただけます。
最大500Aの出力で、Φ5〜9.5mmまでのガウジング棒を使用でき、厚板でのガウジング作業に対応可能です。高出力のガウジングにおいても安定した性能を発揮します。
優れた耐風性能により、建築・橋梁・鋼管杭の屋外現場溶接に最適です。
深溶込みモードを搭載しておりますので通常モードと比較して、より深い溶込みが得られます。
電子部品などが搭載されたエリアには粉塵が入り込まない分離構造で信頼性向上。
使用率や周囲温度に応じて冷却ファンの回転を制御することで、粉塵などの侵入を最小限に防ぎます。さらにケースを開けずにエアブローができ、塵や埃の清掃がらくらく。