オリジナルの製本はモロッコ革に凝ったフィリグリー細工と金の点をちりばめて仕上げたもので、ここで再現したのは、フランス国立図書館に所蔵される第二帝政時代(1865〜1870)以降のコレクションの一つです。 デザインしたのはパリにあった無名のアトリエで、「パリ聖務日課」の冬期部分を収めるために作られました。