シントーのミニホールソーは、
コーティング無しの標準タイプを何年も前から愛用していて頼りにしているのですが、
標準型は板厚2mmまでの対応で、それより厚い材料だと切子の排出がうまく行かないので、
こちらの深穴タイプを購入してみました。
深穴タイプは外周に切子を上に逃がす溝が設けられており、刃先の突き出しも長くなっています。
(これに伴い、センターの芯出しピンも数ミリ長い物に代わっています)。
そのため、刃先の強度が低下してしまっており、使用初日に6mmと8mmが大きく刃こぼれというか
根元から折れるように刃が欠け落ちてしまいました。
標準タイプは何年もハードな使用に耐えてくれて来ただけに、これはマジ凹む・・・。
特に8mmの方は普通に貫通した瞬間にガラスのように砕けてしまって茫然自失です。
深穴タイプは手持ちドリルでの使用は避けてしっかりしたボール盤を使い、
穴開け対象のワークもブレないように完全に固定してから作業しなければ、
死屍累々となるようです。
こうも簡単に壊れる工具では困ってしまいます。
切れ味は最高に鮮やかなんですけどね。
次回は深穴用ではないチタンコーティングタイプにしようかと思います。
この度はご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございません。
今後の商品ラインナップの課題として検討させて頂きます。貴重なご意見誠にありがとうございます。