注意
※はく離槽の材質は、構造用鋼、ステンレス鋼(304,316)が適しています。 はく離槽は、ジャケット形式の2重槽をお奨めします。温度計は必ず設置して下さい。作業時以外ははく離槽に蓋をして下さい。
※はく離槽内に適合した材質の籠(バケット)を用意し、この中に被処理物を入れ籠のまま浸漬し、はく離を待って引き上げると能率的です。
※取扱の際は、手袋、保護眼鏡、エプロン等の保護具を着用して下さい。
※消防法上の危険物には該当しませんが、主成分は可燃性液体ですので火気との接触は絶対に避けて下さい。
※「シールオイル」が持ち出しにより減りますと蒸発抑制効果が少なくなります。シール層の厚みが2〜3cm になる様に「シールオイル」を補給して下さい。
※加温用の熱源はスチームが最適です。投込み電気ヒーターでも可能です。サーモスタットを設置し温度の管理を徹底して下さい。
※本品は、有機溶剤を含む蒸気が発生しますので、局所排気装置等の排気設備を設けて下さい。
※はく離した塗膜カスは、はく離作業量により1回/月程度の割合で除去して下さい。
※水洗水は水質汚濁防止法や下水道法に適合するように処理した後排出して下さい。廃液は有資格産業廃棄物処理業者にて処理願います。
※低温時、保管中に結晶物が析出する場合があります。容器から取り出す場合はよく振って
ください。※こちらは製品の性質上、気温が上昇すると缶が膨張する仕様となっております。
※蓋をあける際には噴出にご注意ください。開封時はウエスなどで覆っていただき、ゆっくり行っていただきますようお願いいたします。