磁気近接センサは無接点で信頼性が高いだけでなく、どの方向からでも円形の動作曲線に対して垂直に近づくように出来るので、動きにぶれがあっても高精度で安定的位置検知が得られます。
「マグ」は近接用の発磁ユニットの略語で、単体磁石をプラスチックで被膜し、ねじ等で取り付けるようになっています。他の一般の近接センサに比べ小形で大きな検出距離が得られます。(磁石単体が剥き出しでは鉄片等が付着し易く、トラブルの原因になる心配があります)
磁石単体「AG0304」はΦ3×4の希土類磁石で、回転体(カップリングのハブ等)の外周に埋め込んで回転位置の検出、回転速さの検出センサ等に利用できます。磁石単体は大小揃えており、機械組込用のご相談に応じることが可能です。また周辺空間のない小形装置にも実装しやすい利点があります。