超高速・超精密な制御に貢献するサーボ性能。装置性能を最大限に引出し、課題を解決します。
速度周波数応答 3.1 kHz
速度ループゲインを高くできない機械でも、モータコギングによる速度リプルを低減できます。滑らか駆動を実現します。
ノッチフィルタ:500 Hz以上の高い周波数の振動を抑制⇒フィルタを5段に強化 (従来2段)
A型制振制御:数百〜1 kHzの周波数の振動を抑制⇒複数の振動周波数を2個に強化 (従来1個)
振動抑制機能:数十Hz以下の低い周波数の振動を抑制⇒振動抑制周波数を2個に強化 (従来1個)
これらの機能は、オートチューニングで自動調整できます。
安川電機オリジナルの「調整レス機能」がさらに進化。面倒なチューニング作業なしで、安定した動作を実現します。最大30倍の負荷まで発振せずに動きます。また、動作中に負荷が変わっても、安定した動作で動きます。
過酷な環境&省エネに対応可能なサーボ。グローバル&最適システムをスムーズに構築可能です。
AC240Vに対応、標高2000mに向上※、使用最高温度60 ℃に向上、防水に対する保護構造をIP67に向上※ ※減定格での使用となります。
機能安全規格IEC61508 SIL3 (国内初取得)
プレス装置や欧州市場などの装置の安全システムへの対応が容易になります。配線工数の削減や周辺機器の削減に寄与します。停止カテゴリ0 (Safe Torque Off)を実装。
単一の不具合発生時でも安全機能が常に作動。安全性能を更に向上。(PLe)
要求パフォーマンスレベルe (PLr e)を必要とする機械システムを容易に構成可能。
Σ-7サーボパックとサーボモータに温度センサを搭載。製品の温度状態をセンサで直接監視するため、異常を早期にキャッチして故障を防ぎます。また、マシンコントローラを経由してシステムの温度状態をモニタできるので安心です。
チョコ停の原因は設計時に殆ど予測できていません。多くのセンサ情報から貢献度の高いデータを探すため、Σ-7はトルクはもちろん、温度や通信状態などもモニタできるようにサーボをセンサ化しました。
スマホアプリSigmaTouch!でライフサイクルの保守・メンテナンスサービスを強化します。
製造情報は、QRコードにスマホをかざせば簡単に確認できます。装置に搭載した製品のシリアル番号管理も簡単。クラウド上で、装置単位に管理できます。SigmaWin+もMechatroCloud対応。製品の調整後パラメータやトレースデータなどをクラウド上に装置単位で預けることができます。
スマホがあれば、QRコードでその製品のトラブルシューティングを表示できます。サーボパックでアラーム発生時のトレースを自動取得。トラブルの早期解決をサポートします。
保守部品の寿命を予測して交換時期を画面上で通知します。この情報をもとにして製品故障になる前にメンテナンスを実施できるため、システムダウンを防止します。