完全にバッテリが上がったハイエースのディーゼル車では流石に始動できなかったが、1972年式TE27レビン、1975年式シビックなどの旧車から2022年式GRヤリスなどの新型車迄、バッテリが完全に弱っている状態でも始動できた。小型で軽い割に高性能なので驚いた。リチウムバッテリ式ではないので、飛行機の移動でも荷物に入れて預けられるのがとても気に入っている。
一週間ほどエンジン始動していない2006年式の軽自動車に、
劣化して始動できなくなったバッテリー(30CCA/開放電圧10V以下)を
装着して実験してみた。
日中気温10度、蓄電は、救援車のシガーライターから5分以下。
この条件では難なくエンジンスタートに成功した。
5分ほどアイドリンクしてこの日のテストは終了。
それから二日後、早朝マイナス1度。
運転席ドアをキーで開放、電磁ロックは効かずもちろんスターターなど回らない。
バッテリーにセットして蓄電スタート。バッテリーの電圧表示は7.3Vを表示していたが蓄電電圧は無事15Vを超えた。
ブーストSW長押しで、「レディー」状態にする。
一回目は、スマートキーの電池ぎれのためイグニッションキーをまわすまで手間取り、スタートできず。
再度蓄電・ブースト長押し。
見事、エンジン始動に成功した。
蓄電で自動車バッテリーに相当負担をかけているはずなので、
今後、一週間ごとにエンジンスタート実験を繰り返し、
いつまでエンジンスタート可能なのか確かめる予定。
なお、ケーブル長はバッテリーの端子間距離+α程度なので取り回しには注意が必要。