私たちの身の回りでは多くの計量が行われ、その値が規制や工程・品質管理に用いられている。その際「ものさし」の精度や取り扱い方法がそろっていないとモノづくりの標準化は不可能である。本書では世界標準となったこの「計量トレーサビリティー」の考え方を盛り込んだ、計量に関する入門書。メタボリックシンドロームの血液の化学分析など最先端の計量のトピックも扱っている。