メーカーは異なるプーラーの先端交換をやってみる。
センターの突起が潰れたのでメーカーに問合わせると交換不可でした。サイズ150
鋼球入りで#4を選んだ。軸の先端に8mmの鋼球が当たるくぼみを加工、止めのc型鋼線が細かったので線径の大きいバネを切って押し込む。もうしばらくプーラーが使える。
外れたプーラーを使い過ぎてボールの面が潰れたので修正して取り付けました。取れたら使わず交換すればあっさりはまります。
予備を買っておいたのを治す機会があったので記載しておきます。説明書を良く読むと一人でも楽に治せますが、端折ると後悔するので注意です。できれば万力あった方が良いです。
1、必ず治す側のプーラーのアーム(爪)を座金ごと外す。(ここが一番重要)
2、輪留めは軸より径が大きいが、軸側の溝に仮嵌めする際には 輪留めの”C”の輪の中に軸を通すようにして”C”の切れ込み部が広がらないように気を付ける。
3、アダプターにボールを入れてグリースを少量いれて、万力で先端5mm〜10mm程度の深さで固定。この際、変形しない程度で軽い固定を意識する。そんなにパワーは要らない。
4、作業は軸を垂直にするとやり易い。
5、固定したアダプターにCの輪留めを付けた軸を垂直におろして、溝にはまる要に小さいマイナスドライバーで誘導しながら軸を自重で下に落としつつ、軸のみをゆっくり回転させていく。私は2回転以内でハマりました。
6、アダプターの口はテーパー状になっているのでハマりの始めがキッチリしていると楽に落とせます。面倒くさがってアームがあると軸では無くアダプターの回転でこなそうとして何回も失敗していました。軸を回すことで輪留めも回るので視認性が高くなり作業が楽になります。
アダプタのみの部品があることを知り、安価にて工具の修理ができました。
欲を言うなら、アダプタの全長の短い物・長い物等数種類のタイプを用意されていれば良かったのでは思います。
又、スプリングのみのパーツ供給も願います。