回転角度に対する出力電圧はリニアである。ただし0V以上は0度からではなく1度から2度くらいしてから始まるので原点位置は補正が必要。90度の時は電源電圧値であった。あとケーブルを長く引き回すと電圧降下すること、また電源電圧にばらつきがあると角度に対する電圧値がばらつくので正確な制御のときは注意である。精度は0.1V表示なので12V電圧では0.75度となり、なかなかの精度である。私の場合、太陽高度は夏と冬で50度の差があるので季節と朝昼夕の時間で角度を制御することに使用しているから精度は必要としない。サーラ―パネルの枚数にお金をかけられない分、太陽光を効率よく受けることで発電量アップする仕組みで、かなり変換効率が上がった。また冬場はパネルに雪が積もり、いちいち除雪していたが、夜間にパネルを立てておけば雪が積もらないことがそもそもの発想であった。最後に本器は軸の回転方向が決まっているので反対回転での制御するときは取り付けブラケットを工夫する必要があるのが面倒であった。軸が両側取り出しであればいいと思う。