コアマット

一度で所定の厚さを得られますので、ガラスマットなどで厚さを出す場合に比べ、大きなコスト削減が可能です。コアマットは長繊維不織布にポリ塩化ビニリデンのマイクロバルーン(中空微小球)を内在させ、特殊バインダーの存在下で加熱発泡させたものであり、不飽和ポリエステル樹脂(以下樹脂と略)と非常になじみが良く、体積比率約55%の樹脂を含侵し硬化後も殆ど厚さの変化が有りません。
●コアマットはFRP積層の際、ガラスマットの中間層として使用する、軽量で剛性のある心材です。●例：3mm厚の場合、1m2当たりガラスマット#450×3PLYで約3mm(樹脂4.5kg使用)が、一発で3mm(樹脂約2.0kg使用)の厚さを確保出来ます。樹脂の含浸量が少なく、浸透性も良いので、大幅にコストダウンができます。
白く柔らかいマットです。多孔質になっており穴の部分に樹脂が入り込み強度を保ちます。