基本的には木舞荒壁塗りの荒壁土への混入を目的とし、稲藁を長さ10cmぐらいにカットしたものです。荒壁土と練り合わせ後は、期間が長ければ長いほど藁の腐敗が進み、可溶性物質が抽出して土の粘性を増し、作業性を向上し、乾燥後の強度と水に対しても強い壁となります。
※土塀などで古くなっても落ちてこないのはその為です
木舞下地に使う荒壁土には稲藁が欠かせません。稲藁の繊維が荒壁の強度を強くします。
荒壁を練って数ヶ月置いた土は、わらすさが腐り、その効果は文化財などでも立証されております。
荒壁土に入れるのはもちろん、その他壁材の表面の意匠、店舗などのデザインなどにもお使い下さい。