分離肺換気が可能な2腔式のシリコーン製気管内チューブです。
気道の確保を目的に経口より挿管して使用します。
左肺専用です。
新型ラセン入気管支チューブは術中の肺の挙動にも追従し、内腔を保持します。
カフのズレによる漏れを防ぎ、安全な分離肺換気を可能とします。
シリコーン製のチューブおよびカフは、声門をはじめ気道内粘膜への影響が少なく、長時間の留置に対しても安全に使用できます。
機器側の気管内・気管支分岐チューブは色分けされ、それぞれにマーキングされているので、判別が容易です。
先端の気管支チューブは、壁内に特殊構造のラセンが具備されており、確実に内腔を確保するとともに、フレキシブルな動きによって術中の肺の挙動にもスムーズに追従し、気管支粘膜の損傷を軽減します。
気管支チューブはX線による位置確認が可能です。
附属の2 in 1コネクターにより、患者の体位変換にもスムーズに対応します。
気管支チューブのラインマーキング(35mm)を気管分岐部に合わせることにより、気管支チューブの挿入深度の目安にすることができます。