DNAマイクロアレイの作製に最適化したスライドガラスです。cDNAアレイ作製には、ポリリジンコートタイプ、アミノシランコートタイプ、高密度化アミノ基導入タイプの3種類をご用意しております。オリゴDNAアレイ作製用には特殊なコートを行ったアミノ修飾オリゴDNAコートスライドグラスをご用意しております。
強力なDNA固定率と安定した発現信号解析
独自のガラス表面処理技術を駆使し、DNAマイクロアレイで必要となるDNA固定率・発現信号解析の高水準な安定性を達成しました。高密度化アミノ基導入タイプでは、一般的なアミノシランでは不可能であった安定かつ強力なDNA固定性を実現しています。
スポット形状とDNA固定性の安定
電子部品ガラス事業で培ったガラス表面への高精度な機能付加技術を基にしたコート方法の高度管理により一定のスポット形状とDNA固定性を実現。DMSOに対応したコートもご用意しました。
1枚で多検体解析可能なマルチアレイを提供
数十から数百スポットの必要な遺伝子を絞り込んだアレイを作製する場合、1枚1アレイではコストがかかっておりました。これをメーカー独自の高撥水性インクを用いた多検体用マルチアレイスライドを使用することにより1枚のアレイで多検体解析が可能となり大幅なコストダウンが可能となります。※オリゴプローブ以外にも、末端アミノ修飾されたcDNA(PCR産物)やタンパク質も固定できるため、cDNAアレイの他プロテインアレイへの応用も可能となっております。