ディスクブレーキキャリパー用交換部品です。
キャリパーは構造上、熱や水分の影響を受けやすく、ゴムシール部は年々劣化します。シール部の性能が低下すると、ピストンが固着し、パッドの異常磨耗や液洩れにつながる恐れがあります。
キャリパー取り付け部分のスライドピンブーツが劣化すると、ピンに錆が発生し固着すると、”ブレーキの片利き”、”パッドの片べり”が起き大変危険です。
独立懸架式サスペンションにおいては、路面状況によって左右のバランスが崩れてしまうので、左右の車輪の同調が必要となります。
そこでスプリング材でスタビライザーバーを設置して、左右の車輪の高さの差によってトーションモーメントが発生する様にスタビライザーバーを車体に固定させています。
左右車輪の高さの差による上下運動エネルギーをトーションエネルギーに変換して両方の車輪の均衡を保持する事が出来るので車輪の傾き状態の防止と振動を抑制する事が出来ます。
スタビライザーコンロールリンクの一方はスタビライザーに固定され、もう一方は車体に固定されます。
最近では車体の方へはダンパーに固定する事が多いのでスタビライザーコントロールリンクの長さが長くなっています。
長くなると座屈が起こりやすくなる為、座屈を考慮しバーの径が決まっています。
ストラット式サスペンション車の前方の物は操向ホイールの回転によってストラットも回転する為、スタビライザーコントロールバーの作動角が大きくなります。
スタビライザーバーを車体に連結固定する為に連結棒が有り、連結棒の両端には連結装置が有ります。連結装置には両方ボールジョイント式と一方ゴムブッシュ式の2種類が有ります。
ボールジョイント式は連結棒に溶接したハウジングの中に樹脂ボールシートが有りその中にボールスタッドが位置します。
ボールスタッドとボールシートの間には特殊合成グリースを入れて摩擦を防止しています。
グリース漏洩防止及び侵入防止のためにハウジングの一方にはプラグを挿入してハウジングをカシメ、その反対側にはグリースを注入したダストカバーを組立しています。
ボールスタッドには組立又は分解をする為にスパナ掛けの六角か六角穴かの二面幅が有ります。
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