古色をすぐに表現するために開発された着色専用の渋です。
通常柿渋では月日は経たないと色が発色しませんが、色人は塗布した時点で古色塗りを短期間に仕上げることができます。
染料など着色料は一切使用していません。
近年では天然の渋からできたものなので重要文化財の修復などにも使用されております。
用途無垢の木材、集成材などへ着色、和紙や繊維などの染色などに使用できます。
主な用途木、紙
希釈剤水
指触乾燥時間(時間)2~4
天然しぶ柿の塗料・染料です。
塗布することで防虫防腐効果が得られ耐水性や光沢を出すことができます。
近年ではシックハウス対策として見直され、重要文化財などにも使用されております。
用途無垢の木材への着色、害虫からの保護、耐水性撥水効果の向上、和紙や繊維などの補強染色などあらゆる分野に使用できます。
無垢の木材、和紙、布、塗装の下地などにご使用できます。
特性耐水
使用方法(1)塗装準備上柿渋と刷毛(ステイン刷毛又はニス刷毛)・研磨紙・マスキングテープ・水道水・ポリ容器(ポリバケツなど)を用意します。(2)木地の調整空研ぎ研磨紙#400番程度で木地表面を平滑にします。毛羽立ちや凹凸がひどい場合は#240番ぐらいで荒削りし細かく研磨します。(3)マスキング作業塗装しない箇所にマスキング(養生)します。(4)配合上柿渋を同量程度の水道水で希釈します。(例 上柿渋1:1水道水)※原液で塗布した場合、塗りムラや皮膜が厚くなり過ぎて、はく離する場合がございますので、希釈(薄めて)することをお勧めします。(5)塗布配合した上柿渋を毛の柔らかい刷毛でのばしながら塗布します。(6)乾燥十分乾燥させます。また、塗り重ねる場合は、十分乾燥させるか半日ほど乾燥させた後に塗布してください。 ※上柿渋は乾燥後、日にちが経過するごとに色が濃くなります。
主な用途布、木材、紙
希釈剤水
指触乾燥時間(時間)2~4
関連キーワード