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ベアリングユニットの代表的な形式で、従来広く使用されているプランマブロックと自動調心軸受との組み合わせに相当するもので、軸への取り付けはボール入り止ねじを締め付けるだけで簡単にでき、伝動装置及び一般機械などにもっとも多く使用されています。

軸受箱の形状が角形で4本のボルトにより機械の側壁などに取り付けるようになっています。 軸受周りの構造も簡単で取り付けも簡易なため、フランジ形の中で最も広範囲に使用されています。

軸受箱の形状がひし形で、2本のボルトでフレームに取付けるようになっており、狭いスペースに並んで取付けられるので、コンベヤのようにベアリングユニットの取付けピッチの限られている場所に適しています。 また取付けボルト穴のピッチは、角フランジ形軸受箱の対角位置のボルト穴ピッチと同一で互換性があります。

軸受箱にはスライド溝が設けてあり、軸受箱が、自由に移動できる構造になっているので、軸間距離を調節する必要がある箇所に使用され、回転中に軸芯を移動させても支障がないのでチェーンのスプロケット軸などに適しています。

優れた耐食性：ステンレス製の玉軸受けとステンレス製の軸受箱を組合せたユニットで、一般の鋳鉄製に比べ優れた耐食性を有しています。 潤滑寿命が長い：玉軸受は熱固化型グリース(潤滑グリースと超高分子量ポリエチレンを主成分とする潤滑剤)を封入したポリルーブベアリングを使用しています。固形グリースですので、漏れにくく水が浸入しても乳化して流出する事がないので潤滑寿命が長くなります。 クリーンな環境維持：熱固化型グリースの為、潤滑剤の漏れがなく、周囲環境が汚染されません。 軸受トルクが低い：潤滑剤が一般グリースの様に撹拌されない為撹拌抵抗がほとんどなく、低トルクが得られます。 標準品と互換性があります：取付け寸法は従来品と同じで、国内他社製とも互換性があります。

軸受箱の取付面に円筒状の印ろうを設け、フレームにはめ込む形式になっており、取付けの際に偏心が少なく、位置決めも正確でドラムプーリなどに適しています。