アンギュラ玉軸受は、非分離軸受で、玉と内輪・外輪との接触点を結ぶ直線がラジアル方向に対してある角度(接触角)をもっており、ラジアル荷重と、一方向のアキシアル荷重を負荷することができる。またラジアル荷重が作用するとアキシアル分力が生じるので一般に二個対向させて用いられる。
材質(本体)高炭素クロム軸受鋼
JIS等級0
荷重方向ラジアル
軌道輪形状アンギュラ玉軸受
軌道輪列数複列
転動体材質高炭素クロム軸受鋼
ソリッド(削り出し)の外輪に針状ころと保持器が組込まれた軸受で外輪両側つば又は側板によって、外輪と針状ころは、分離しない構造になっている。外輪がソリッドであるために、剛性が大きく、軸受精度も高くすることができるので高速、高荷重及び高回転精度が求められる用途にも適している。
軌道輪形状針状ころ軸受
外輪タイプフラット
軌道輪列数単列
材質(本体)高炭素クロム軸受鋼
JIS等級0
荷重方向ラジアル
転動体材質高炭素クロム軸受鋼
AS形軌道輪よりも剛性があり、高い回転精度を得ることができる。
AS形軌道輪よりも剛性があり、高い回転精度を得ることができる。
NU形は外輪に両つばがあり、「外輪ところ及び保持器の組立品」と内輪が分離できます。アキシアル荷重を全く受けることができません。自由側軸受として最も適した形式で広く使用されています。
関連キーワード