18%Ni のマルエージング鋼溶接棒です。
溶接のまま、あるいは溶体化処理を行った溶着金属は、極低炭素マルテンサイトで、やわらかく靱性に富んでいます。したがって切削も容易です。
溶着金属は溶接のままから500℃×2 時間の時効処理により高い硬さを得る事ができます。
用途打抜型・鍛造金型・冷鋼熱鋼シヤ・クラッチカム・ダイスなど
被覆系低水素
RoHS指令(10物質対応)対応
溶着金属の炭素量を0.04%以下とした19Cr-9Ni のオーステナイトステンレス鋼溶接棒で、耐食性・耐熱性・機械的性質に優れた溶着金属が得られます。
この溶接棒は極低炭素の溶着金属が得られ、クロム炭化物の析出による粒界腐食や脆化が防止され、溶体化処理が困難なものや溶接のままで使用される箇所に適しています。
溶着金属は適量のフェライトを含むオーステナイト組織で、割れ感受性が低く溶接性に優れ、作業性も良好です。
用途主としてSUS304L の溶接。特に耐食性が要求される石油化学工業や尿素プラント、あるいは溶体化処理が困難で溶接のままで使用される箇所の溶接
棒長(mm)350
JIS規格Z3221 ES308L-16
被覆系ライムチタニア
AWS規格A5.4 E308L-16
RoHS指令(10物質対応)対応
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