TGK(東京硝子器械)のポンプ・送風機・電熱機器

ヒーターと電気をつなぎセンサーを入れるだけで温度コントロールができます。 操作するスイッチは、温度設定の上昇スイッチと下降スイッチの2つのみ。あとはマイコンが自動操作をしてくれます。 留め金具により固定、又は吊下げてもご使用できます。 設定可能な温度範囲は、室温～750℃までを1レンジでカバーします。 ヒーターをショートさせた場合に短絡保護装置が働き安全に電源を遮断します。

ヒーターの発熱部がスリムな構造なので、水槽に入れてもスペースを取りません。 従来の投げ込みヒーターでは入らないようなワークと水槽の狭いスキマにも入れられるため、水を直接加熱することができ効率的です。

純チタンをシースに採用しており、耐食性にすぐれ、化学薬品・海水の加熱に適しています。 軽量のため、取付け時の取扱いが容易です。 プラグ付きなので槽への取付が確実に行えます。 長寿命で、尚且つ使用中に発生する機械的振動や衝撃に耐えうる堅牢な設計です。 端子部は耐熱性の高いシリコンゴムモールドにより、防滴性能も向上しています。

広い面にソフトな熱を与えるため、ホットスポット(局部加熱)がなく物質の成分を変えません。 やわらかいので加熱面へ確実にフィットします。 切欠き、穴あけなどの複雑な形状に対応します。 薄くて軽い特性は、きわめて高精度の温度制御が可能です。 構造上下2枚のシリコンゴムシートの間に所定のパターンで抵抗エレメントを配し、内部エアーを除去した後に圧縮プレスし、最終的に加熱キュアーを施して薄いシート状に一体化した面状のヒーターです。 加えて、シリコンゴムのシートはグラスファイバーで充填補強してありますから、機械的強度、電気特性ともすぐれた構造となっています。 リード線の取出し箇所は自由に指定することができますが、通常、ヒーターの長手方向の先端中央部分から、テフロン(R)被覆電線で引出しています。 ご指示のない場合、リード線の長さは300mm切放しです。

温度コントローラーは液膨式サーモスタットを使用しています。堅牢なスイッチ機構は、高精度の作動を長期間維持します。防滴構造の端子ボックスに温度コントローラーが組み込まれていて取扱いが容易で安全です。

レバー式で吐出操作が軽減されます。 TGT-490Sは外装とピストンがフッ素樹脂製なので、耐薬品性がより高いです。 吸引チューブは二重筒の伸縮性式で缶の深さに対応します。 付属延長吸引チューブをつけるとドラム缶などの深い缶にも対応します。 水・ガソリン・軽油・潤滑油等にも使用可能です。

耐薬品性に優れています。 ドラム缶からの少量の移し替えなどに適しています。