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ポリ-L-リジンの最適なコート条件を確立、剥離防止スライドグラスに最適な分子量・コート方法等を確立したポリ-L-リジンコートスライドグラスです。ポリ-L-リジンは塩基性アミノ酸の一種であり、側鎖にアミノ基を有したリジンのポリマーです。ガラス表面のOH基とイオン結合によりコートされております。組織切片・細胞表面の負電荷と、イオン結合によりスライドグラス表面に接着固定されます。使用上の注意：、1.組織切片、細胞接着力はAPS、MASコートと比較すると弱く特に免疫組織化学・in situ Hybridization等の使用では注意が必要です。免疫染色剥離発生する場合にはMAS・MAS-GP・FRONTIER・PLATINUM PRO・CRESTの使用をご検討ください。2.コートの特性上、ガラス表面は疎水性であり組織切片を固定する場合には、適温の水に組織切片を浮かべてすくい上げたあと、スライドと組織切片間の水分を十分に乾燥させて各種処理を実施してください。